「真珠の耳飾りの少女」に会えるというので心待ちにしていた、『マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝』に行ってきましたー!
会場の東京都美術館は4月にリニューアルオープンしたばかりで、その記念企画とのこと。
「少女」を所蔵しているマウリッツハイス美術館の改修と重なったようで、もう一点のフェルメール「ディアナとニンフたち」の他にも、レンブラント、ルーベンス、ヤン・ブリューゲル(父)といった、シロクロでも名前を聞いたことがあるような有名どころが揃って展示されていました
以下、鑑賞メモをちょこちょこと。
ご心配の混雑状況については、長くなったので次回に
ええ、混んでましたよー…。
「真珠の耳飾りの少女」
(ヨハネス・フェルメール)
本やテレビでなら幾度となく目にしているのに、それでも引き込まれてしまいました。
有名なフェルメール・ブルーはウイーンの「絵画芸術」で目にしていたし、瞳やくちびる、真珠の輝きについてはあらゆる所で拡大写真と共に解説されているので新鮮な驚きは感じませんでしたけれど、実物の肌の色の美しさといったら…
「ディアナとニンフたち 」
(ヨハネス・フェルメール)
偽の署名が上書きされていたことが判明して、フェルメール最初期のものと認められた作品だそうです。
衣服の硬そうな質感がフェルメールっぽかったです。
フェルメールの描く生地って、動くとガサゴソいいそうな感じ、しません…?
「シメオンの賛歌」
(レンブラント・ファン・レイン)
登場人物はあまり大きく描かれておらず、引き気味のトリミングで周囲は暗め。
その分、スポットライトのように人物に絞って当てられた例のライティングが炸裂してましたー。
「聖母被昇天(下絵)」
(ペーテル・パウル・ルーベンス)
大聖堂の祭壇画のための下絵だそうで、シロクロはよく知りませんが、「フランダースの犬」に出てきていたみたいですね。
観ていた人には嬉しい出品なのではないでしょうか。
「燃えるろうそくのある静物」
(ピーテル・クラースゾーン)
一本の蝋燭の灯りが、暗闇に沈む卓上を照らす静物画。
隣に置かれたグラスへの炎の写り込みが素晴らしく精密でした。
同じ画家による「ヴァニタスの静物」の方は髑髏や倒れたグラスといった暗喩アイテムがいかにも「メメント・モリ」でしたが、シロクロはこの蝋燭の絵の方が秘密めいた雰囲気に満ちていて気に入りました☆
「ヴァイオリン弾き」
(ヘリット・ファン・ホントホルスト)
あでやかな衣装を纏った女性が、笑顔でヴァイオリンを奏でています。
大きく開いた真っ白な胸元も目を引くのですが、その滑らかさとは対象的に、荒れて赤らんだような指がとても生々しく、印象的でした。
絵に近そうな角度を探してみる。
文化服装学院製作の衣装も展示されていました
CMで着ているものでしょうか。
武井さん、細いな…ご来訪ありがとうございます
製作&更新のスイッチです☆
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タグ : マウリッツハイス美術館展 東京都美術館 真珠の耳飾りの少女 フェルメール
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